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神戸異人館街のある山本通を西にあるくと、まもなく山の手に諏訪山公園がひらけます。山の斜面に作られた公園をあがっていくと、円形の広場があります。ここが「金星台」で、奥手に「
金星観測記念碑 」が建立されています。神戸元町駅から徒歩15分ほど。 JR元町駅東口から市バス7系統「諏訪山公園下」下車5分。
記念碑には、フランス人星学士ジャンセン、観測助手ドラクロワと清水誠の名前があります。この場所で金星の観測がされ、それを記念して碑がたてられ、広場が金星台といわれているのです。
彼らが観測をしたのは、1874年12月7日、日本などで見られた金星の太陽面通過です。100年に1度くらいしかない太陽と金星が同一方向に見られるこの現象は、金星や太陽の動きを予想する理論(つまりはちゃんとカレンダーを作る理論)が正しいかどうかを確かめるのに絶好の機会です。日本ではほかに、アメリカ、メキシコが観測隊を派遣しています。
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フランスは神戸の他に長崎にも観測隊を送っています。実はこちらが本隊だったのですが「長崎は今日も雨」がふることをおそれたジャンセンたちが、予備部隊を神戸に派遣したのです。長崎はやはり?天候が悪く、神戸では観測に成功したとのことです。ちなみにジャンセンは当日長崎にいたため神戸で観測をしていません。
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フランス隊のジャンセン隊長は、1868年のインド皆既日食のさいの観測から、ヘリウムを発見した人として有名です。パリのムードン天文台の台長もつとめた、当時超一流の天文学者です。現在なら、間違いなくノーベル賞クラスの学者ということになるでしょう。
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金星台のその上にはビーナスブリッジという階段橋がありますが、これまた金星台の名にちなんだものです。地元では神戸市街から港まで見晴らしがよくデートコースになっています。
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明石市立天文科学館には、この金星観測につかわれた観測装置(子午儀)が展示されています。明石市指定文化財とのことです。これにまつわるプラネタリウム投影を4月20日〜6月6日まで行う予定とのことです。
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地元の神戸市立青少年科学館では、数年前にこの金星台をテーマにしたプラネタリウム番組を公開しました。
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その神戸市立青少年科学館は4月29日にプラネタリウムがリニューアルオープンの予定です。5月22日に行う特別投影で、金星の太陽面通過を取り上げるそうです。
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その神戸市立青少年科学館は、金星の太陽面通過の日、地元の学校などとともに、金星台で観測を行う予定だとのことです。また「神戸からの発信:金星台物語」と題して、神戸市の学校に呼びかけて一斉観測もおこなうそうです。
参考:神戸市のページ