JPAトピックス
アストロ光学の学校向けデジタルプラネタリウム

   アストロ光学工業株式会社(本社:埼玉県上尾市)が、2007年よりプラネタリウム事業に参入している。販売しているのはAstro-Qという小型のデジタルプラネタリウムで、学校での使用をターゲットにしたもの。298万円(税込)。

   アストロ光学は、1958年に設立された古参の天体機器メーカーであり、かつては望遠鏡を販売していたが、現在は観測用ドームの製造メーカーとして知られている。そのアストロ光学が、天窓工房、アストロアーツなどと共同で、2007年からプラネタリウム事業に参入した。

   販売しているのは、Astro-Qという小型のデジタルプラネタリウム。星空を描き出すのは、アストロアーツのPC用プラネタリウムソフト、ステラナビゲータをベースにしたもので、映像をプロジェクタ(解像度XGA)でドームに投影する。ドームは直径2.4mの傘型であり、平面スクリーンと一般的なドームの中間的な姿でスタンドで釣る形式で、ドームに入る形ではなく、教室などをそれほど暗くしなくても使用できるのが特徴となっている。マニュアル操作ができるように、タッチパネルとボタンとジョイスティックを備え、タッチパネルにペンで書き込むと星空に重なって投影されるなど、授業に向いた工夫がなされている。。ハードサイズ、使い勝手など、学校の教室で使いやすい配慮がなされているとのこと。また学習投影用の各種自動番組もあらかじめ組み込まれている。セット価格は298万円。

   米国では、エアドームを利用する小型デジタルプラネタリウムの Digitarium Alpha が同等の価格で販売されている。これらは簡易ではあるが従来製品の半値である。フルスペックではないが使用現場によっては十分な機能を持つ、こうした簡易デジタルプラネタリウムの利用が広がるのか、注目される。

アストロ光学 ASTRO-Q
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~astro-opt/astro-q1.html
DigitariumAlpha
 http://www.digitaliseducation.com/digitarium.html

(2008年05月記)

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